昨夜、佐助君が旅立ちました
どんなに辛くて
どんなに悲しい事があっても
朝は必ずやって来て
時間は同じように流れてゆく・・・
とても切ないのに
時間だけはいつも通り流れてゆく・・・
昨日、仕事を終えてリビングに行くと
佐助君が起きて・・・・
起きてくれて
でもみんなのごはんを用意してる間に
もう、体を起こせなくなっていて
これは今日か明日にでも
旅立ってしまいそうだな・・・
そう思わせる佐助君・・・
ご飯はもう何も受け付けなかった
お水は少し飲んで
もう何もいらない様子だった
いいよいいよ
さす~ ゆっくりしててね
佐助君の旅立ちは佐助君の物
お風呂に入った時に旅立ってしまったら
それは佐助君がその時を選んだ 佐助君の希望だ
そう思ってお風呂に入った
お風呂から出てきたら
しっかり呼吸している佐助君がいた
ご飯を食べているときに旅立ってしまったら
それは佐助君がその時を選んだ 佐助君の希望だ
そう思って、夕飯をいつも通り食べていたけど
やっぱり気になって
2回ほど佐助君をのぞき見して
息してる
息してる
そして
自分のご飯の途中
3回目ののぞき見
ん?
溜息の呼吸になってる?
急いで近ずいてみると
呼吸してるし
首筋もぴくぴく動いてて心臓も動いている様子
それでも
佐助君の旅立ちは近いと確信して
佐助君の体をそっと撫でながら
佐助君との思い出話を始めた
話し始めてすぐに
右側にグ~っと力が入って元に戻った佐助君
あ~・・・逝っちゃうの?
また、右側にグ~っと力が入って元に戻った
呼吸は普通の呼吸から
ため息のような呼吸に変わった
啓ちゃんの最後と同じだ・・・
逝っちゃうの?
私が足を引っ張ったら
佐助くんが天国にうまく飛んでいけないから
それだけは嫌だから
「先に逝った子達がみんなお迎えに来てくれるから
一緒に天国へ飛んでゆくんだよ
心配ないよ みんなが一緒に行ってくれるからね
私は大丈夫だから 何も気にしなくても大丈夫だから
しっかり天国に飛んでゆくんだよ」
溜息の呼吸は3分ぐらい続いたでしょうか
その間、佐助君と最後のおしゃべりをした
そして
静かに呼吸が止まった
穏やかな最後でした・・・
大した事 してあげられなくて ほんとごめんね
家族になってくれて ありがとう
さす さす さす~~
かっこよかったよ かわいかったよ
たのしかったよ 大好きだったよ
ありがとう ありがとう
あ~・・・
またひとり 旅立っちゃった・・・
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