2023年10月8日日曜日

ひかりちゃん旅立ちました

 


  昨夜10時前

  ひかりは旅立ちました


  お昼の強制給仕は、いつも通り食べましたが

  夜のごはんは、なかなか口を動かしてはくれず

  お別れの日が迫ってきているのかな?

  と思い

  あまり無理せず、いつもの3分の一程度食べて

  あとは皮下点滴で

  体の水分のバランスを取れば

  ひかりちゃんも少し楽だと思って

  皮下点滴はいつも通り行いました

  皮下点滴をしていたら、いつもはあまり動かないのに

  体をぐ~んと伸ばしたりして

  背中の針が抜けてはいけないと

  そちらに気が行っていましたが

  皮下点滴が終わるぐらいに

  血便が出だして

  なんで血便?

  確か桜侍くんも最後そうだったな~って思って

  ひかりちゃんが体をぐ~んと伸ばすたびに

  形のない血便が出て

  ひかりちゃんの体が汚れないように

  必死のティッシュ

  そんな事を3回ぐらい繰り返したら

  だんだんとひかりちゃんの呼吸が浅くなって来て

  でも時々大きくなったりして

  ちょっとだけ口を開け始めて

  かわいい下の前歯が見えて

  もう、最後のお別れの時なんだろうと察して

  ひかりちゃんへのあふれ出る感謝の気持ちを話して

  自分のタイミングで旅立てばいいよ と伝えました

  ひかりちゃんの目が

  だんだんと遠くを見るような目になって

  私の事は気にしなくていいから

  自分のタイミングで逝きなよ・・・

  先に天国に行ったみんなが

  必ずお迎えに来てくれるはずだから

  怖くないし、天国まで迷う事もないよ 大丈夫だよ

   私が付いてるからね 

  いつでもそばにいるからね

  しばらくして

  す~っと呼吸が止まって

  えっ?

  呼吸止まっちゃった?

  「ひかり!!」

  最後の呼吸が間を開けて3回 カッ カッ カッ

  そのあとは

  もう

  ピクリとも動かなくなってしまったひかりちゃん

  「ありがとう だいすき」

  ひかりの頬に最後のキスをしました

  最後の3時間ぐらいはそう過ぎてゆきました

  穏やかな最後でした

  

  ひかりはとても頑固で

  嫌な事は頑として受け付けない子でした

  でも

  だから

  強制給仕の時間は、私にとっては

  とても楽しい幸せな時間でもありました

  ご飯を食べさせて、目薬を差して 口の周りを拭いたり

  お鼻にチューしたり

  元気だったらありえませんでした

  おしゃべりしながらの楽しい時間でした

  ひかりは私にそういう時間もくれました

  ひかりとの思い出は

  楽しい、おもしろい いい思い出しかありません

  愛おしくて愛おしくて

  しかたがありません

  旅立った後も

  ものすごくかわいくて、ひかりで

  ・・・・

  脳障害で全盲のひかりは

  明るくて、ポジティブで、元気ハツラツで

  私にいろんなことを教えてくれました

  目が見えなくても普通

  な~んにも五体満足な子と変わりなかった

  逆に、ひかりとの生活が面白かったし楽しかった

  笑顔を貰ったのは

  いつもいつも私の方だった

  

  さあ・・・

  この愛おしいひかりちゃんと

  ちゃんとさよならできるのか・・・

  かわいいお顔のうちに

  お葬式をあげようとおもいますが

  辛いな・・・

  今までの子達は

  スケジュール的にも

  自分の気持ち的にも

  一週間ぐらい先のお葬式になることが多かったのですが

  きっと

  これもひかりちゃんからの課題なんだと思います

  かわいくて愛おしい

  ひかり、そのもののままのお葬式

  元気で明るい、おちゃめなひかりが

  そのまま私の中に残ってくれるように

  ひかりは

  私の中で

  ずっとずっと永遠に

  かわいいままでい続ける事が出来る

  だいすきな

  だいすきなひかりとのさよなら・・・・

  できるかな・・・

  しなくちゃね・・・

  

  

  

  

  

  

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